外国人向けノベルティを作るなら押さえておきたいポイントと注意点

外国人向けノベルティを作るなら押さえておきたいポイントと注意点

インバウンド需要に対応するために、外国人観光客へ向けたプランや商品を企画している企業の方へおすすめしたいのが、外国人への配布を想定したノベルティ制作です。

日本のノベルティはデザイン性に優れているため、日本人向けのグッズでも喜ばれますが、より幅広くファンを増やしたいのであれば、ターゲットに最適なものを用意しましょう。

• ・外国人はどのような柄が喜ぶのか
• ・インバウンド向けノベルティ選びの注意点とは
• ・ノベルティの配布時に意識すべきポイント

ここでは上記3つの視点から、外国人向けノベルティを作成するときのお役立ち情報をご紹介します。

外国人向けノベルティでおすすめの柄

ノベルティは、外国でも専門の展示会が開催されるほど、販促アイテムとして浸透しています。

世界中に店舗を有する高級ブランドの中には、国や店舗ごとにオリジナルノベルティを作成するところもあり、一種のコレクター向けアイテムになっているケースも少なくありません。

そのため外国人観光客に対しても、ノベルティを活用した販促は一定の効果が期待できるでしょう。

日本人向けとは趣を変えて外国人向けのノベルティを作成すると、より一層喜ばれ、SNSなどインターネット上で話題になる可能性もあります。

そこでこの項目では、外国人向けのノベルティに盛り込みたい、おすすめの柄を3種類紹介します。

おすすめの柄1：富士山

まずおすすめしたいのが、昔から浮世絵のモチーフとしても度々使われてきた富士山です。

日本最高峰の山体は、発展や幸運の数字である漢数字の「八」に似ている末広がりな形で、縁起が良いとされています。
ほかにも「不老不死」「不尽（雪が尽きないことから）」「不二（二つとないことから）」など多くの意味があり、万人向けの柄です。
 
2013年6月に世界文化遺産に登録されたのをきっかけに、外国人登山者が増加するほど海外でも富士山の知名度が上がってきています。
通常の青い富士山はもちろん、厄除けや商売繁盛などのご利益があるとされる赤富士のデザインもおすすめです。

おすすめの柄2：だるま

赤は古来から魔除けの効果があると信じられているため、赤を定番カラーとするだるまは、ノベルティに最適です。

江戸時代までは両目が入った状態でしたが、蔓延した病で目を悪くした人が多かったことから、片目のだるまを制作し目を書き込む＝病を避けるおまじない、として広まりました。

近年は赤以外のカラーバリエーションが浸透したことで、以下のように色それぞれで異なる意味を持っています。
・赤…魔除け
・白…目標達成
・黄…金運上昇
・黒…商売繁盛
・緑…健康祈願
・桃…恋愛成就

お店のコンセプトや立地（近隣のパワースポットのご利益など）、商品やサービスに合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

おすすめの柄3：和柄

着物のレンタルサービスが人気のように、和柄も「日本」を手軽に感じられる要素として外国人に喜ばれています。

近年はアニメや映画も影響して和柄の認知度が高くなっていることから、ノベルティの柄におすすめです。

和柄にもそれぞれ意味や願いが込められており、例えば代表的なものとして以下の例が挙げられます。
・青海波（波をあらわした柄）…未来永劫の平穏
・七宝（輪の一部を重ねて並べた柄）…円満・調和・縁
・市松（2色の正方形を交互に並べた柄）…繁栄
・麻の葉（六角形の幾何学模様）…子供の健やかな成長・魔除け
・鱗（三角形を規則的に並べた柄）…再生・厄除け
・亀甲（六角形を規則的に並べた柄）…健康・長寿・金運
 
和柄はスタイリッシュなものから可愛らしいものまで多種多様のため、複数のバリエーションを作成して選べるようにすると、更に喜ばれるでしょう。

おすすめの柄4：桜

花もそれぞれの国をイメージさせてくれる重要な要素です。

イギリスはバラ、オランダはチューリップというように、日本と言えば世界中の人々が桜を思い浮かべるでしょう。

前述した和柄の中にも、桜をモチーフとしたものが数多く生み出されています。
代表的なものが、小さな桜の花模様を散りばめた「小桜」で、ほかにも桜を流れる川と組み合わせた「花筏」や「桜川」など派生した模様があります。
 
桜は五穀豊穣の神が宿る座ともされており、豊かさや繁栄の意味が込められているため、華やかな見た目と相まってノベルティに最適な柄です。

春のイメージが強い桜ですが、小桜模様のように写実的ではなく枝付きでもない柄であれば、通年利用することができます。

また、秋の象徴である楓と組み合わせた「桜楓（おうふう）」は春以外にも使いやすく、日本らしい模様のため外国人に喜んでもらえます。

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外国人向けノベルティ作成時の注意点

外国人向けノベルティを作成するときは、複数の点に注意しなくてはなりません。

例えば前述の日本ならではの柄を取り入れる場合は、人の著作権や意匠権を侵害していないか事前に調べることが重要です。

いずれの柄も日本伝統のもののため基本的には問題ありませんが、インターネット上の画像素材は、誰かが一からデザインしたりアレンジを加えたりしている可能性があります。

あまりにも独創性の強いものは和柄をテーマにしたオリジナルデザインである可能性も考えられるため、注意が必要です。（写真素材も同様にフリー素材ではない場合があります）

商品についても、以下のとおりターゲット（外国人）の立場になって受け取りやすいものを選んだり、喜ばれる配布方法を意識したりしましょう。

インバウンド向けならかさばらないものを選ぶ

外国人向けというと、よくあるのはインバウンドを対象としたものです。

その場合は持って帰れる荷物の量にも限界がありますので、かさばらないような大きさのもので、より日本を感じてもらえるノベルティにしましょう。

例えばかさまーとであれば、和紙のような風合いのオリジナルクリアファイルを作ることが可能です。

「プレミアファイル（特殊素材）の、なごみ（和紙系）」は、通常のクリアファイルに使用されるPP（ポリプロピレン）に繊維質の特殊素材を貼り付けたもので、独特の手触りをしています。
冒頭部分で取り上げた和柄など日本らしいデザインとの相性が良く、サイズもA4やA5、マスクケースまで対応できるため、持って帰ってもらいやすいでしょう。
なごみの詳細はこちらをご覧ください

また、「仕掛けのあるクリアファイル（特殊印刷）の、きらぷくファイル」で立体感のあるクリアファイルを作っても、日本独自の”Kawaii”を表現することができます。
きらぷくファイルは、ニスの厚塗りと箔押しを活用してデザインに立体感や高級感を与えてくれるもので、箔は金と銀の2種類から選べます。
きらぷくファイルの詳細はこちらをご覧ください

既製品へ名入れするだけのノベルティでも企業名やロゴの箔押しを施したノベルティはありますが、きらぷくファイルのほうが加工範囲や形状、加工か所の点で優れています。

名入れの場合は基本的に限られた範囲かつ1か所にのみ箔押しをおこなうのに対して、きらぷくの場合は広範囲かつ複数か所に加工できるため、以下のようなデザインも可能です。

• ・小桜模様の桜を複数か所、浮き上がらせる
• ・鱗模様の一部を浮き上がらせて文字を作る
• ・複数のだるまのお腹に描いた「福」の文字を目立たせる

形状の制限もないことから、多種多様な柄・文字に対応できます。（ただし小さすぎる文字やデザインは潰れやすいため、注意が必要です）

配布する国の対応言語で説明書を入れる

マスクケースやバッグ型クリアファイルのように、一見すると使い方が分かりにくいノベルティもあるため、配布するものにはターゲットの国の対応言語で説明書を入れましょう。

多くの国から来場者や利用客が訪れるのであれば、無理にすべての言語に対応せず、最低限の言語（英語・中国語など）に絞り込んでも構いません。

また、和柄や日本独自の縁起物をモチーフとしたノベルティに対しては、企画の意図が正確に伝わるよう、デザインについての紹介文も説明書に盛り込むことをおすすめします。

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低価格高品質のノベルティを作るならかさまーと

オリジナルクリアファイルやマスクケースなど、かさばりにくいノベルティを安く手軽に作成したい方は、専門業者への依頼が最適です。

低価格かつ高品質で実用性の高いオリジナルノベルティをお探しの方は、ぜひ「かさまーと」へお任せくださいませ。

弊社は明治時代に創業して以来、145年以上にわたって印刷のプロとして確かな技術と知識を磨いてきました。

日本以上にエコへの関心が高い外国人へのノベルティに最適な、ストーンペーパーや再生PPを使用した商品も複数ご用意しております。

Japan color認証制度取得により色の再現度を高く評価されているため、実物の桜など繊細な写真を使用したデザインの印刷も安心してご依頼いただけます。

独自の仕入れルートと素材の大量発注によって、高品質の素材ながら低価格を実現しており、クオリティと安さの両方を重視したい方にもお喜びいただいています。

ウェブサイトに掲載している商品はすべて、会員登録後はいつでも「WEB自動見積」にて、24時間即時見積もりが可能です。

「きらぷくファイルについてもっと知りたい」「画像素材はあるのでデザイン作成を代行してほしい」など、気になることは何でも電話やメールにてご相談ください。
 

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